2017/04/03オフィストレンド

勉強休暇で社員が資格取得!
株式会社ツナグ・ソリューションズ【前編】

厚生労働省が発表した「平成27年就労条件総合調査」によると、日本の民間企業の有給休暇取得率は47.6%と半数を下回るというデータが出ています。従業員が有給休暇を取得できるようにするには、社内制度や環境をどのように改善すれば良いのでしょうか?

採用コンサルティング事業を行なう株式会社ツナグ・ソリューションズ(以下ツナグ・ソリューションズ)では、「勉強休暇」や「カルチャー&エンタメ半休」など、独自の休暇制度を多数設けて、従業員に支給金も配布しています。

そこで具体的な体験談やメリットを広報担当の川田ゆきえ氏、採用推進部の鈴木薫氏と中西理子氏にお話を伺いました。

※前編ではツナグ・ソリューションズの休暇に関する考え方と「勉強休暇」について、後編では「カルチャー&エンタメ半休」と休暇が生み出すメリットについてお伝えします。


<目次>
・休むことも仕事のうち。休日のインプットを重視
・「勉強休暇」は連続5日間の取得可能で、最大10万円の手当ても
・勉強内容を社内ブログで共有し、全社員へフィードバック







休むことも仕事のうち。休日のインプットを重視



tunagu_前編_1
広報担当              採用推進部部長           採用推進部チームリーダー
川田ゆきえ氏            鈴木薫氏              中西理子氏


一般的に休暇は仕事と切り離されて考えられますが、ツナグ・ソリューションズでは、「休むことも仕事のうち」という考え方を創業から持ち続けています。

仕事というアウトプットを続けていれば、与えられた業務をこなす力は成長できます。しかし、新しいアイデアをひらめく能力などはアウトプットを繰り返すだけでは伸びません。

発想力豊かな人間として成長するには、仕事から離れた環境でさまざまな経験をしなくてはならず、そのために必要なのが休暇。つまり、ツナグ・ソリューションズにとっての休暇とは、社員へのサービスのようなものではなく、一人ひとりが見聞を広め、ひいては組織全体の向上を狙うためのものなのです。



「勉強休暇」は連続5日間の取得可能で、最大10万円の手当ても



勉強休暇で「雇用環境整備士資格」の講習会を受けた鈴木氏

勉強休暇で「雇用環境整備士資格」の講習会を受けた鈴木氏



ツナグ・ソリューションズの「勉強休暇」は連続5日間まで取得可能、最大10万円の手当て支給という手厚さですが、利用するには10名〜15名で構成される本部長会の承認を受ける必要があります。

申請後、資料を作り、何を学びたいのか、どのように業務につなげるつもりなのかをプレゼン、本部長会の2/3以上が賛成で初めて取得可能となります。 一見するとハードルが高いようにも思えますが、総じて1年に1度のペースで取得する人が現れているとのこと。

インタビューに答えていただいた鈴木氏も「勉強休暇」を取得した一人。

育児者・障がい者・エイジレス(35歳以上)といった人たちの就労に以前から関心があり、「雇用環境整備士資格」の講習会を受けるためプレゼンを行なった結果、全会一致で認められました。

雇用環境整備士資格の講習会に対する鈴木氏のモチベーションはもともと非常に高かったわけですが、やはり「会社から援助を受けているから、しっかりやらなきゃ」という意識も働いたといいます。

鈴木氏が作成したプレゼン資料

鈴木氏が作成したプレゼン資料



鈴木氏は雇用環境整備士資格を取ったことで、「知識が増え、自信を持ってプレゼンができるようになった」、「弱い立場の人の気持ちを知ることができた」と語っていました。

ダイバーシティという考え方が定着しつつある中、鈴木氏は今後ますます大きな役割を担っていくはずです。



勉強内容を社内ブログで共有し、全社員へフィードバック



社内ブログ「ツナログ」で全社員にフィードバック

社内ブログ「ツナログ」で全社員にフィードバック



「勉強休暇」でインプットしたものは、個人の中で完結させず、社内ブログ「ツナログ」にて記事を掲載することが義務づけられています。

この仕組みを作ったことで、個人が得た経験を効率的に社内全体へフィードバックすることができるようになったとのこと。

過去には、瀬戸内国際芸術祭への参加、クライアント店舗での職業体験、一日保育士体験といった例もあり、一日保育士体験で「勉強休暇」を取得した方は、自分の子どもが保育園に通い始めたことや、待機児童問題で何人もの同僚が辞めざるをえなかったことから、保育園問題に関心を持ったそうです。

1日保育士体験の報告書

1日保育士体験の報告書



企業の多くは社内で統一された研修制度を持っていますが、「勉強休暇」は目的も手順もすべて社員自らで考え用意するため、会社では考えつかない意外な着眼点も期待できます。

このように、「勉強休暇」は確かにインプットであり、仕事につながっていることをイメージしやすいですが、「カルチャー&エンタメ半休」は一見ただのサービスのようにも見えます。

しかし、ツナグ・ソリューションズの特別休暇には、インプットの他にもう一つ重要な意図が隠されていました。

次回の後編では、「カルチャー&エンタメ半休」の実例と、特別休暇が生み出すメリットをご紹介します。

⇒後編はこちら。「満足度の高い休暇制度が生産性向上につながる」株式会社ツナグ・ソリューションズ【後編】



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