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今回は防災備蓄に関してご紹介させていただきます。
東京都の条例では、3日分の水・食料・その他必要物資の備蓄が努力義務となっています。
また、震災後の影響が長期にわたる場合を想定し、3日分以上の備蓄に関しても検討することを推奨しています。
■そもそも備蓄は何を揃えたらいいの?
まず一般的に必要とされているものはこちらです。
①保存水
【平均賞味期限】5~10年間
備蓄目安「1人3リットル/日」必要と言われておりますので、3日分となると9リットルも必要となり、備蓄の中でも幅を取られやすい品です。
1ヶ所に集めて備蓄される場合は1〜3リットルのペットボトルのもの、各個人に配布して備蓄される場合は500mlのペットボトルのものを入れると良いでしょう。
②食料
【平均賞味期限】5~7年間
皆さんテレビなどでご存じかと思いますが、最近の備蓄食料は豪華です!
カレーやサバ味噌煮もあればカルボナーラまで、色とりどりございます。
加工技術が発展し、調理不要な食料が増えておりますので、一度検索してみてはいかがでしょうか。
③毛布
防寒対策として必要です。
収納性を求めるならばアルミブランケット。
寝心地を求めるならばフリース毛布。
フリース毛布ですと、くるまってそのなかで着替えも可能。
女性スタッフが多い職場にはオススメです。
④トイレ
災害時に上下水道が止まるなど、水が使えない状況でも使用可能なトイレセットがあります。
⑤救急セット
万が一のケガ人が出ることを想定すると、簡易ベッドの用意までできるとなおいいです。
⑥ラジオ・ライト
ラジオは手回し充電ができるものをオススメします。
また、電池の備蓄も忘れがちなのでセットでの備蓄が大切です。
⑦マスク・アルコール(消毒)タオル
集団での中〜長期滞在を想定し、ウイルス対策として必要です。
■リストアップのポイント
①水・②食料に関しては、生きるために必要なものですが、賞味期限もあるので管理をする際はその点を注意しなければなりません。
賞味期限が一目でわかるような備蓄の仕方が、管理のしやすさのポイントとなります。
水・食料以外では生活必需品となる毛布やトイレなど、中〜長期滞在を想定した備蓄品が必要です。
また、最近のオフィスビルではオーナー様よりBCP対策の一環として、トイレやヘルメットなどがテナント様用に準備されていることも増えてきております。
ビル側に備蓄されている物をご確認されたうえで、社内に備蓄すべきものは何かをリストアップされることが大事です。
■そうはいっても備蓄できる場所があまりないです…という方へ
⇒ご提案の1つとして分散備蓄をオススメ致します!
1人分の備蓄品を各人に配布する方法として「個人備蓄セット」を用意される企業様が増えております。
「個人備蓄セット」は各メーカーによって形はさまざまです。
机の下に背の低い収納ケースを設置したり、ワゴンの中に備蓄品を備えた箱を収納したり、ポーチやリュックにつめて背もたれにくくりつけたり…
また、個人備蓄のメリットは3つございます。
①会社全体として収納スペースをはぶける
⇒ 限られたスペース内での備蓄が可能
②災害時の配布の手間をはぶける
⇒ 配布されるご担当者様の負担を減らす
③各個人で備蓄内容をカスタマイズ可能
⇒ 各個人の備蓄への意識が高まる
個人分の水・食料を各席に配布できるだけでも、1ヶ所への備蓄量は大幅に減らすことができます。
その分、滞在用に必要な毛布やベッド、ラジオやトイレ等を置くスペースが生まれます。
また、災害直後はその他の作業に追われ、水・食料を配布するのは後回しになりがちとのこと…
最悪な状況を想定して全体備蓄と個人備蓄に水・食料を分けて備蓄することをオススメします。
■備蓄が大切なのはわかるけれど、予算取りは厳しいかも…
例えばレイアウト変更や、ご移転など大きなプロジェクトをきっかけに備蓄の見直しを検討される企業は増えています。
しかし「防災備蓄をきちんとやっています」という姿勢は社内での会社に対する評価が上がり、クライアントに安心感・信頼感を与え、リクルート面でも良い反応が見られるとのこと。
備蓄は、意外と企業アピールの大事な一部です。
今回は備蓄にフォーカスを当てて紹介いたしましたが、いかがでしたか?
弊社ではさまざまな方面から、お客様のオフィス環境をより良くするご提案をさせて頂いております。
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