ワークスタイル実態調査〜会議資料は紙が主流! – 最新記事一覧

2017/03/23コラム

ワークスタイル実態調査〜会議資料は紙が主流!

紙の資料ではなく、パソコンやTVモニターなどのデジタル端末を使って会議を行ない、印刷コストを削減している企業が増えています。
一方で、昔ながらの紙に印刷した資料は直接書き込みができるなど、紙媒体ならではのメリットもあります。

そこで今回は、職場の会議資料は「紙媒体」が良いのか、「デジタル媒体」が良いのかをオフィスで働く20〜50代の男女400人を対象に調査しました。



<アンケート概要>
対象:20〜50代の男女。回答数:400名 実施時期:2017年2月



66%の職場が「紙媒体」の会議資料を使っている


Paper1



職場で使用している会議資料について質問をしたところ、66%の人たちが「紙媒体」と回答。

Paper2



年代別にみても、20代で62%、30代で61%、40代で72%、50代で69%と、すべての年代で「紙媒体」の方が多く用いられていることがわかりました。

また、「従業員の平均年齢が比較的高齢なので、紙媒体に慣れている」(50代男性)、「年配の人が多いので紙の方が好まれる」(30代女性)といった意見もあることから、年長者に合わせて「紙媒体」を使用している職場もあるようです。



約6割の人が「紙媒体」を使いたい


Paper3

「紙媒体」の資料を使っている職場が多い現状ですが、「会議資料はどちらを使いたいですか?」という質問をしたところ、60.7%が「紙媒体」と回答し、「デジタル媒体」の39.3%を上回る結果となりました。

「紙媒体」を支持する理由は、「メモがしやすい」(50代男性)、「アナログな人間なので電子機器に弱い」(30代女性)といった意見が多く見受けられ、支持されているようです。

一方、「デジタル媒体」を支持する意見として多かったのは、「データとしての保存や管理、編集が容易」(20代男性)、「印刷、綴じ、配布といった手間がかからない」(50代男性)など、資料作成の時間削減や、紙とは違いかさばらず保管できることにメリットを感じる声が見受けられました。



40代〜50代女性の約75%が「紙媒体」を支持


Paper4

今回の調査結果を年代別に見ると、20代で「紙媒体」を支持する割合が50%なのに対し、30代では57%、40代では69%、50代では67%という結果に。

特に40代女性の支持率は76%と全世代を通して最も高く、50代女性でも74%の人が「紙媒体」を支持。

「パソコンが調子悪くなっても影響を受けない」(40代女性)、「年齢が高い会議出席者がいるので、紙ベースの方が慣れている」(40代女性)などの回答から、年齢を重ねた女性の方が様々なケースを想定した気配りで「紙媒体」を支持していることが推測できます。



「デジタル媒体派」の高い満足度


Paper5

しかし、現在の職場で「デジタル媒体」を使っている人たちに「会議資料はどちらを使いたいですか?」と聞くと、8割以上が「デジタル媒体」と回答。 使い方さえ慣れれば「手軽に情報を引き出せる」(40代男性)、「資料が不要になった後の処分が楽」(30代女性)などのメリットから、今後も使い続けたいと感じている人が大半でした。

今回の調査では職場での会議資料は「紙媒体」の方が多く使われ、支持率も高いということがわかりました。

しかし、現在「デジタル媒体」を使っている人たちの満足度も高く、「ペーパーレスによるコスト削減」(50代男性)といった意見もあることから、コスト面を考慮して、今後「デジタル媒体」を使う企業が増えていくのかも知れません。

それぞれのメリットを把握し、シチュエーションや参加者の年代に応じて資料媒体を使い分けるなど、効率良い会議が求められているのではないでしょうか。

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