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オフィスの周辺環境は、働く人たちにとって重要な要素のひとつ。
会社の近くにコンビニやスーパーなどがあれば、ちょっとした休憩時間でも買い物に出かけることができます。
また、近所にカフェがあれば、そこで打ち合わせをすることも。

今回はそんなオフィスの周辺環境のなかでも、のんびり憩うことができる『公園』と、明日への鋭気を養う『居酒屋』。
オフィスの近くにあると便利なのはどちらなのかを調査しました。


＜アンケート概要＞ 対象：20～50代の男女。回答数：400名　実施時期：2017年1月





誰でも利用できる『公園』の方が人気



職場の周辺環境について、『職場近くに居酒屋が充実している』のと『職場近くに公園がある』のとでは、どちらが便利かという質問には、『公園』と回答した人が64％となりました。

「息抜きに自然を感じられる場所が欲しいから」（20代女性）、「少し体を動かしつつリフレッシュが可能だから」（30代男性）、「お昼休みに日光浴できる」（50代女性）といった癒し効果を期待するような意見が多くあり、『職場近くに居酒屋が充実している』の36％を上回る結果に。

一方、『職場近くに居酒屋が充実している』を支持した人たちは、「居酒屋が充実しているとちょっとした飲みにも誘いやすく、人間関係が円滑になりそうだから」（20代女性）、「仕事終わりにすぐにコミュニケーションがとれそう」（20代男性）、「職場の人たちと集まりやすい」（40代女性）、といった、同僚とのコミュニケーションを重視する意見が散見されました。



また、男女別の調査結果を見てみると、『職場近くに居酒屋が充実している』と回答した男性が35％に対し、女性は37％。

わずかながら女性の方が支持率は高く、「飲み会の企画が楽そうだから。場所も近くだと文句がなさそう」（20代女性）、「飲み会のときに定期券の範囲内であれば交通費の面で助かる」（30代女性）、「懇親会やランチ会の設定が楽だから」（40代女性）といった、『居酒屋』が近所にあることの利便性を評価する声が男性に比べて多いのが特徴でした。



世代が上がるにつれて『公園』を好む傾向に



最近では若い世代の酒離れがニュースになることもありますが、調査結果を見てみると、20代の『職場近くに公園がある』の支持率55％に対し、30代では63％、40代では68％、50代になると70％もの人たちが『公園』を支持する結果となりました。

しかし、50代で『職場近くに公園がある』と回答した人たちの意見を見ると、「会社近くでは飲まない」（50代男性）、「職場近くで飲みたくない」（50代男性）といった声があり、単純に歳を重ねるごとにお酒を飲む機会が減るというわけではなく、会社とプライベートの場を分けてお酒を楽しみたいという人が増える傾向にあるようです。

今回の調査結果では、世代を問わず息抜きができる『公園』を半数以上の人が支持していること、同僚とのコミュニケーションを重視する人たちは『居酒屋』が近くにあった方が便利だと考えていることがわかりました。

オフィスの移転をご検討される際には、自社の社員の年代などを考慮しつつ、今回ご紹介した調査結果を参考にしてみてはいかがでしょう。

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