サイバーセキュリティ入門 ターゲットは中小企業 – ページ 2 – 最新記事一覧

2018/03/26セキュリティトレンド情報

サイバーセキュリティ入門
ターゲットは中小企業

内部不正による情報漏洩と業務停止


攻撃は、残念ながら外側からだけやってくるとは限らない。例えば個人情報を売買するために、職務で知り得た情報を故意に持ち出すケースや、自宅で業務を行うために社内規則を守らずに内部情報を持ち出し、紛失してしまったなどのケースがある。


内部情報を持ち出す手段として最も多いのはUSBメモリーで、次がメール、パソコンが続くという。何れにしても、意図的であれ、不注意であれ、個人情報の漏洩は企業に深刻な打撃を与える。2016年に起きた情報漏洩事件の1件当たりの平均想定損害賠償額は、6億円を超えている。



公開された脆弱性対策情報の悪用


OSやソフトウェアの脆弱性が発見されると、開発したメーカーから更新プログラムが提供される。しかし攻撃者は、更新プログラムを実施していない利用者を探し出し、攻撃を仕掛ける。脆弱性対策情報を知らない、公開された対策をすぐに実施していない企業が狙い撃ちされているという。OSやソフトウェアをいつも最新の状態にしていない企業がターゲットにされているのである。


対策として、JPCERTコーディネーションセンターが運営・提供している脆弱性に関するメーリングリストに登録したり、社内で使用しているソフトウェアの全てについて、自動更新が設定されている・いないを把握し、手動で更新する場合に備えて手順書を作成しておいたりするなどが挙げられる。






統計差込2都道府県警察における相談件数の推移




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