【オフィスエリア:港区虎ノ門】国際新都心への変貌 – ページ 4 – 最新記事一覧

2018/06/05再開発レポート

港区虎ノ門オフィス~再開発レポート:国際新都心への変貌

そして国際新都心として最も大規模なプロジェクトは、虎ノ門ヒルズを取り囲むように3棟の超高層タワーが建設されること、地下鉄新駅が新設されることだ。
現在の虎ノ門ヒルズの両側には、地上36階建ての「(仮称)虎ノ門ヒルズ・ビジネスタワー」と、地上56階建ての「(仮称)虎ノ門ヒルズ・レジデンシャルタワー」が並び建つことになる。ビジネスタワーはグローバルレベルの大規模オフィスで、約300坪のバスターミナルも設置。空港リムジンバスも発着可能な「東京の玄関口」としての機能を備える。レジデンシャルタワーは約600戸の高級住宅棟。
虎ノ門ヒルズの正面では、東京メトロ日比谷線「虎ノ門新駅(仮称)」の工事が進んでおり、供用開始は東京オリンピック前を予定している。また、この新駅と一体となった「(仮称)虎ノ門ヒルズ・ステーションタワー」が検討されている。
2022年竣工を目標としたこの計画は、現在の虎ノ門ヒルズと同等の規模となる予定で、これからの都市再生モデルとなるプロジェクトである。


なお、東京都は2040年の都市像も「都市づくりのグランドデザイン」の中で示している。
「国際色豊かな業務、商業・エンターテイメント、文化、宿泊、居住、教育などの多様な機能が、連担する開発により高度に集積し、外国人にとっても暮らしやすく、交流の生まれる複合拠点が形成されています。
エリアマネジメントによる地域の魅力向上、アート・デザイン関連施設の集積、歩行者空間のネットワーク化などにより、回遊性が高く、活発な交流の生まれる地域が形成されています。
地域の防災性を向上させる緑豊かなゆとりのある空間の創出や、自立分散型エネルギーの確保、駅を中心とした交通結節機能の強化が進んでいます。
周辺の住宅地と調和した高度利用が進み、高層建築物を中心とした、魅力のある拠点が形成されています。」


東京都はさらに「今後、東京が一段と高い成長を遂げ、成熟した都市へと移行していくため、「地域の個性やポテンシャルを最大限発揮し、新たな価値を創造する」という視点を持ち、「個性あるいは多様な拠点」を各所に育成していく」としている。江戸城虎之御門に始まる歴史を誇る街が、遂に時代の最先端を行く。







(仮称)虎ノ門ヒルズ・ビジネスタワー建設現場

(仮称)虎ノ門ヒルズ・ビジネスタワー建設現場



出典

東京都生活文化局広報広聴部都民の声課「東京都長期ビジョン」
東京都都市整備局都市づくり制作部広域調整課「東京都市白書」
東京都「都市づくりのグランドデザイン」
東京都「都民ファーストでつくる「新しい東京」〜2020年に向けた実行プラン〜」






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