2018/06/05再開発レポート

港区虎ノ門エリア再開発
国際新都心への変貌

港区虎ノ門地区は、官庁街にしてオフィス街としても知られる千代田区霞が関に隣接し、東に行けば新橋・汐留、西には赤坂・六本木という、古くからのオフィス街や大規模再開発街区のほぼ中間に位置している。
穴場的な魅力はあったものの、大型オフィスビルが少なかったためにオフィス街としては長らく2番手以下に甘んじてきた虎ノ門が今、国際新都心へと生まれ変わろうとしている。


※当記事は以前掲載した内容に加筆と修正を行ったものです。(初稿:2016/11/17)


関東大震災復興に遡る都市計画道路開通の夢


江東区有明2丁目を起点とし、千代田区神田佐久間町2丁目を終点とする総延長13,950メートル、標準幅員40メートルの都市計画道路は、正式名称は「東京都市計画道路幹線街路環状第二号線」という。このうち港区新橋・虎ノ門間の地上部分は「新虎通り」、中央区築地から虎ノ門までの「築地虎ノ門トンネル」を含む有明・虎ノ門間の通称は「環二通り」と定められている。


この都市計画道路は、第二次世界大戦後の1945年末に閣議決定された「戦災地復興基本方針」に基づいて法定計画として採用されたものの、長年に渡って工事が凍結され、事業化できずにいた。そもそもは1912年の関東大震災後の帝都復興計画の一部として後藤新平らが発案し、当時の帝国議会の反対によって廃止された都市計画道路を、戦後の戦災復興都市計画の一環としてほぼそのままの形で復活させたものである。
同区間は商業地としての価値が高かったために用地買収が難航し、長らく計画は頓挫した状態にあったが、元号が昭和から平成に変わった1989年の法改正によって立体道路制度が創設され、道路上に建物を建てることが可能になったことで、地域住民の協力の下、ようやく事業再開の目処が立った。
もっとも頑強に用地買収に抵抗してきた新橋―虎ノ門間でも、1998年には「新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業」の都市計画が決定。道路工事が着工したのは、実に60年目の2005年のことであった。






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