2017/04/25コラム

BCP対策は企業の最重要テーマ
防災食を選ぶ7つのポイント

東日本大震災からはや6年が経過しました。あの日以来、企業にとって災害対策は最重要テーマとなっており、
多くの企業がBCP(事業継続計画)を策定し、オフィスに防災用品を取り入れています。

当時はライフラインの復旧に時間を要したことから、
特に飲料水の確保が困難になったことを記憶している方も多いことでしょう。
今では飲料水や防災食といったオフィスの備蓄品はスタンダードになっています。

しかし、実は防災食には保存期限が設定されており、買い替えが必要です。
その多くが保存期限5年となっており、買い替えのタイミングになっているケースがあります。
今一度、保存期限のチェックをオススメしています。
仮に保存期限が迫っているようであれば、備蓄品の見直しが必要です。

そこで今回は防災食選びのポイントをコクヨ株式会社の防災ソリューション事業部・水嶋宏司氏にお伺いしました。



<目次>
・備蓄する量の目安は?
・防災食を選ぶ7つのポイント
・おすすめの防災食7選
・長期保存できる飲料水
・保存期限が切れる前に




備蓄する量の目安は?



まず備蓄する量の目安としては、「東京都帰宅困難者対策条例」では、従業員1人に対して3日分の食料備蓄を推奨しています。

<1人3日分の目安>
水:9リットル(1人1日3リットル)
主食:合計9食分(1人1日3食)
※3日分は、あくまで最低限の備蓄量。3日分の備蓄があれば、万全というわけではありません。

(※参照)東京都帰宅困難者対策条例・平成25年4月1日施行
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/000/536/jyoureirihu.pdf





防災食を選ぶ7つのポイント



「防災食商品の種類が多すぎてどう選べばいいかわからない」という方のために、7つのポイントを挙げます。

1・保存期限
保存期限が短い商品を選ぶと、購入頻度が増えその分コストもかかってしまいます。購入前に必ず保存期限を確認しましょう。

2・調理の手間
電気やガスが使えない場面も想定して、火や電子レンジを使わず、食器不要の防災食も準備しておくと安心です。

3・収納スペース
従業員数が多い企業は備蓄量も多くなり、保管場所を確保するも大変。収納効率に優れた商品であれば、省スペースで無駄なく備蓄ができます。

4・消費後のゴミ処理
缶入商品を多く購入してしまうと、食べ終えた後のゴミが大量になってしまう恐れも。消費後のゴミ処理が簡単かどうかも確認して購入しましょう。

5・カロリー
大人が1日に必要なカロリーは、約1300〜1500キロカロリー(※)と言われています。生命維持に必要なエネルギーをきちんと摂取できるよう、カロリー表示のチェックもお忘れなく。
(※参照)東京都福祉保健局
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kensui/ei_syo/katsuyou/ichinichi_eiyo/energy.html



6・栄養バランス
非常食は炭水化物の商品ばかりを選びがち。避難生活がつづき栄養バランスが偏ると、皮膚炎や口内炎を発症することもあります。ビタミン、ミネラル、食物繊維が摂取できる商品も用意しておくといいでしょう。

7・ストレス軽減
緊迫した状況が続く避難生活は、肉体面だけでなく精神面にも大きな負担がかかります。デザート感覚で食べられる防災食を用意しておくとストレス緩和が期待できます。



おすすめの防災食7選



<その1>6年間保存可能!栄養機能食品「スーパーバランス」

カタログ品番(DR-FDBP1)

カタログ品番(DR-FDBP1)



保存期限5年の防災食が多いのですが、こちらの「スーパーバランス」は、6年間保存ができます。ココアと全粒粉の2つの味が入っていて、1袋で400キロカロリー摂取可能。一口サイズなので、小さなお子さんからお年寄りまで手軽に栄養を補充できる防災食です。
<参考価格>
20袋入 5,600円(税抜)
(1袋単価:280円)



<その2>災害用備蓄パン「アルミパック・3食アソート」

カタログ品番(DR-FDSP3P1)

カタログ品番(DR-FDSP3P1)



1つの箱のなかに、北海道産小麦を使用した3食分のパンが入っています。飽きがこないように「オレンジ味」、「プチヴェール味」、「黒豆味」と3つそれぞれ味が異なり、1つずつアルミパックされています。
保存期限は5年間。従来の缶入りタイプのパンより、しっとりフワフワの食感が楽しめます。朝食配布用として購入される企業も多いです。
<参考価格>
3食アソート(20セット入) 13,000円(税抜)
(1箱単価:650円)



<その3>アルファ化米「五目ご飯」

カタログ品番(DRC-FD11)

カタログ品番(DRC-FD11)



水でも熱湯でも調理可能のアルファ化米「五目ご飯」。入れる水の量で、「ご飯」と「雑炊」2通りの食べ方が選べます。
保存期限は5年間で、1食あたり約379キロカロリー。袋のなかにはスプーンも入っています。
アルファ化米シリーズには五目ご飯のほかに、白飯や炒飯、ドライカレーやエビピラフなど味のバリエーションは豊富。食物アレルギーをお持ちの方のために、特定原材料(アレルギー物質)27品目不使用の商品もあります。
<参考価格>
20袋入り 6,800円(税抜)
50袋入り 17,000円(税抜)
(1袋単価:340円)



<その4>ゴミが少ない「大型ビスケット(5枚入り×60パック)」



カタログ品番(DR-FDBS60)

カタログ品番(DR-FDBS60)



昔の非常食ビスケットは、缶入り商品がスタンダードでした。三立製菓の「保存用大型ビスケット」は、段ボール外箱のなかでアルミ装着パックされていて、缶入りよりゴミの発生量を少なく抑えられます。
5枚パックで一食分、段ボールワンケースに60食分が入っています。
<参考価格>
5枚×60パック入 9,600円(税抜)
(1袋単価:160円)



<その5>高カロリー摂取「萬有ビスケットバー」

カタログ品番(DR-FDBB1)

カタログ品番(DR-FDBB1)



コンパクトサイズでありながら、高カロリー摂取ができる防災食が上写真の「萬有ビスケットバー」。1箱(3個入り)で1食分(734キロカロリー)のエネルギーを得ることが可能。
9箱用意しておけば、これだけで3日分(2202キロカロリー)の防災食になります。ビスケットというより、落雁のように口どけが良く、飲料水の使用も少なくて済みます。
<参考価格>
3枚×30個入 18,000円(税抜)
(1個単価:600円)



<その6>野菜不足を解消「美味しい防災食・豚汁」

カタログ品番(DR-FDUBJ1)

カタログ品番(DR-FDUBJ1)



避難生活が長期に渡ると、野菜不足や栄養バランスの偏りが生じてきます。また「味気ない防災食ではなく、食べ慣れた家庭料理を食べたい」という声もでてくるでしょう。
「美味しい防災食シリーズ」の商品は、できたての美味しさを真空パックで閉じ込めるUUA製法なので、そのまま開封しても味を損なわず食べられます。お湯があれば袋のまま湯せんで、電子レンジがあればお皿に移して温めたら、さらに美味しく召し上がれます。
豚汁のほかには、肉じゃがや筑前煮、さば味噌や牛丼の具など、商品の種類は豊富にご用意。
<参考価格>
50袋入 27,500円(税抜)
(1袋単価:550円)



<その7>緊張をほぐす甘味防災食「えいようかん」

カタログ品番(DR-FDY1)

カタログ品番(DR-FDY1)



3食すべて同じ食べ物ですと、非常時とはいえ味に飽きを感じてしまいます。お腹の足しだけでなく、心の足しになる甘いものを用意することも大切です。
特別な技術で5年間の長期保存ができる防災用和菓子「えいようかん」は、1本分で171キロカロリー(ご飯一杯分)のエネルギーが摂取可能。主食というより、おやつ防災食なので非常時のストレス軽減に役に立ちます。
<参考価格>
20個入(1個あたり5本入) 10,000円(税抜)
(1個単価:500円)



長期保存が可能な飲料水



カタログ品番(DRC-NW3)

カタログ品番(DRC-NW3)



最後に、忘れてはいけないのが飲料水の準備です。
市販の飲料水の消費期限はおよそ2年。「5年間長期保存の飲料水」を購入しておくと、買い替えの回数が抑えられコスト面でもお得です。ペットボトルの大きさを選ぶ際には、下記の点に注意してお選びください。

<500ml>
・持ち運びに適していて、帰宅支援用に配布しやすい
・飲み切りサイズなので、衛生的

<1.5L/2L>
・500mlケースより、保管スペースを軽減できる
・防災食の調理用や生活用水に使いやすいサイズ

中身や消費期限が一目でわかるデザイン。カタログ品番(DRC-NW3)

中身や消費期限が一目でわかるデザイン。カタログ品番(DRC-NW3)



写真上のペットボトル20本分(500ml)を内包する段ボールは、オフィス用キャビネットに無駄なく収まるように合わせた外箱サイズ。内容物や消費期限も一目でわかるようなデザインで統一。効率的に収納ができて、取り出す際の負担も少ない工夫がされています。
<参考価格>
20本入(500ml) 3,600円(税抜)
(1本単価:180円)


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保存期限が切れる前に



保存期限が過ぎて、防災食をそのまま廃棄するのは忍びない気持ちになりますね。期限を過ぎる前に、従業員に配布したり、NPO団体などに寄付したりする企業もいらっしゃるようです。

一度購入したら終わりという訳ではなく、防災対策はずっと継続していきます。「いつの間にか保存期限が過ぎていた」「人数分の用意がなかった」など不備がないよう社内で防災マニュアルを作り、1年に1度は防災用品をすべて見直しチェックしましょう。

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今回ご紹介した商品はすべてコクヨ・防災用品カタログ「ソナエルBlue」(2016〜2017年版)に掲載されています。

お問い合わせ・ご用命はオフィス企画まで
また、オフィス防災用品についてのご相談も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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