「大地とともに歩む」三井住建道路 無限の可能性に挑戦し新しい道を創造 – オフィスレイアウト事例~年間2,000社以上の実績

オフィス課題解決事例集

組織の課題をオフィスで解消

  • オフィス
  • 開放感
  • 三井住建道路株式会社

自社ビルのエントランスを一新
時代の変化に合わせた自己変革

「大地とともに歩む」三井住建道路
無限の可能性に挑戦し新しい道を創造

組織の課題をオフィスで解消
課題:オフィスイメージの刷新・職場環境の整備
業種:道路舗装工事・管理
社名:三井住建道路株式会社

「建設なくして戦後復興はなかった」とも言われる混乱期の1948年に創業した三井住建道路株式会社さま。
一貫して道路舗装事業という「道づくり」に携わり、日本の社会インフラ整備に尽力されてきた。今回、自社オフィスビルへ移転した同社関東支店の事例取材にご協力をいただいた。時代の変化と社会のニーズに合わせて自己変革を遂げながら「大地とともに」成長を続ける同社を紹介してみたい。

具体的な課題

・土木業界のオフィスイメージを刷新したい
・老朽化したエントランス空間を改善したい
・社員のモチベーションの向上につなげたい

解決方法

・明るい雰囲気のオフィスイメージを実現
・清潔で開放的なエントランス空間に変身
・次世代の成長につながる職場環境を整備

「大地とともに歩む」エントランスを創造

三井住友建設グループにおける唯一の道路舗装会社でもある三井住建道路さまの事業は、公共道路、空港、高速道路などの土木工事を軸に、それと関連するアスファルト合材の製造と販売を全国規模で展開している。最近では、宅地造成、物流センター・スポーツ施設・公園整備など、事業の多様化も図っているところだ。

2020年7月、同社本店は東京都新宿区余丁町の自社オフィスビル(余丁町オフィス)から西新宿に新たな拠点を構え、代わりに四谷本塩町にあった関東支店が同オフィスに移転することとなった。支店移転に伴ってエントランスや廊下などの利用スペースの内装を一新した。そこで弊社グループ会社がお手伝いさせていただいたご縁で、今回取材にご協力いただくこととなった。取材当日は、同支店管理部長の小林誠司さま、管理課長の石塚克久さま、営業部長の梶原謙彰さま、工事部の木村友里恵さま、管理部の中島恵奈さまと、各課を代表されたかたがたがご参席され、筆者は現場で働く社員のオフィスに対する熱い想いをひしひしと感じさせられる時間となった。

これまで土木業界を含めた建設業界は日本の経済発展に大きく貢献してきたと言っても過言ではないが、どうしても男社会的なイメージがあって人手不足も続いている。こうした業界や職場環境を変えてみたいと常々考えている業界関係者は少なくない。小林さまは、「会社員生活でオフィス改修は初めてだったが、こんなに素晴らしく生まれ変わるとは思ってなかったです」と喜びを口にされながら、「これから会社を背負っていく若い世代の社員が毎日行きたくなり、お客さまにも好印象を与えるようなオフィスにしたかった」と当初の改装目的をお話しされる姿に、次世代への熱い想いが伺えた。

 

地上2階、地下1階建ての余丁町オフィスは、関東支店の移転に伴い1階のエントランスや廊下、応接室などを改装して明るい雰囲気に一新された。

梶原さまは、「『大地とともに歩む』という会社のコンセプトをもとに、若い社員のイメージも組み込んでいます」と同社の取り組みをお話しされ、「社員は社員専用通用口から入らないといけないのですが、改装後はいつも正面玄関から入りたい気分です」と心境の変化を語られた。若手社員からはオフィスで積算関係の仕事をされている木村さまと、管理事務を担当されている中島さま女性陣2人が企画の段階から参加している。

エントランスの床は海と水、壁は明るい白を基調にした道路が緑の大地を切り開くようなイメージでつくられている。学生時代に造園学を専攻していたことからデザインを任されたという木村さまからは、「会社のコンセプトのイメージに沿って、道路と緑が一体化したデザインとなっています」と改装のポイントをご説明いただいた。また、エントランスの左側にあった部屋は壁を取り払い、開放的なミーティングルームとカフェテリア風のオープンスペースが設けられている。石塚さまは、「オープンスペースは管理部で打ち合わせに使ったりして、とても気分転換になっている」とお話しされ、中島さまには、「明るいイメージに変わってとてもよかったです」と満面の笑顔でお答えいただいた。

一様に喜ばれている社員の表情を拝見し、筆者は会社の顔ともいえるエントランスが、働くモチベーションをアップさせるものだという、オフィス空間の重要性を再認識させられる機会となった。

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    カフェテリア風のオープンスペース

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    ミーティングルーム

ダウンライトが照らす「未来」

今回の改装ではエントランスに重点を置きながら、執務スペースや廊下などの床と壁も新しく張り替えられ、応接室は重厚感のある空間に生まれ変わった。特に、執務スペースや応接室につながる廊下には天井に光源が埋め込まれたダウンライトを使用し、落ち着いた開放感のある空間が演出されており、オフィス内はもちろん、現場作業から戻ってきた社員のモチベーションアップにもつながっている。

取材を振り返ると、「若い世代のイメージを大切にしたい」と何度も繰り返すようにお話しされていた小林さまの姿がとても印象的だった。最近は業績の良さから若い社員を多く採用したい企業でも、オフィスの外観が古く、駅から遠いと敬遠されるケースも少なくない。少子高齢化社会にあって建設業界は、他業界以上に人手不足や高齢化の問題が深刻化している。それだけではなく、「働き方改革」の考え方が浸透したこともあり、企業の成長のための人材採用から教育研修、定着化に向けた新たな「人財」戦略が問われている。

2024年4月からは建設業界に時間外労働の上限規制が適用される中、同社でも次世代育成支援対策推進法・女性活躍推進法に基づいて「一般事業主行動計画」を策定しており、子育て世代や女性も含めて全社員が安心して仕事に取り組め、その能力を十分に発揮できる職場環境の整備に努めている。

 

「無限の可能性に挑戦し、新しい道を創造します」

これは同社ホームページ上にある代表取締役社長の松井隆幸さまの言葉である。創業以来、時代の変化と社会のニーズに合わせて自己変革を遂げて発展してきた道程は、まさしく、松井さまもおっしゃっている「道づくり」が「未知づくり」に通ずると言っても過言ではないだろう。

今後も、「大地とともに歩む」企業として、新しい道を開拓し続ける同社の未来は明るい。

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